怒っていい!?(本)
こんにちは、ザッキーです。
最近読んだ本の感想です。
今度、著者の心理療法士の矢野惣一さんのセミナーに行くこので、
本を読んでみました。
「怒っていい!? “誰にも嫌われない”“相手を傷つけない”怒り方」
私の印象に残った言葉と感想はこんな感じ。
--------------------------
人は怒っていいんです。
怒るのは当然の行動なんです。
なぜなら「怒る」には理由があるから。
自分の大切なものを守る為に怒るんです。
(自分の気持ち、家族、子供の未来・・・)
怒りそうになった時、
その怒りで、「あなたの守りたいものはなんですか。」
それを考えてください。
それだけで怒りが収まることがあります。
また怒れない人もいます。
嫌われたらどうしよう、
相手を傷つけてしまうんじゃないか、
自分さえ我慢すればいいんだと思う人です。
でも、怒らない人の周りには、
自分のことを大切に扱わない人が集まって、
都合のいい人間として扱われてしまいます。
(リストラされそうになり、本来怒っていいのに、
怒れず会社の都合よく退職させられてしまうとか。)
だから怒っていいんです。
あなたが怒ることで去っていく人がいれば、
それはそこまでの人。サヨナラしましょう。
そして怒る前には、悲しい感情があります。
悲しみが怒りに変わって行くんです。
(人からこんな扱いを受けたら、私は悲しい気持ちになる⇒
なんで私にそんな扱いをするんだ!という怒りに変わる)
怒りの前の、悲しい感情にも目を向けてみて。
怒るのはパワーがいる。
でも、怒ることは生きる力にもなっている。
怒るのは理由がある。
怒ることは悪いことではない。
そして、自分を我慢せずに、相手も傷つけず、
上手な怒り方を出す方法を説明してくれています。
悲しみや怒りに目を背けず、感情を出すこと。
闇のお陰で、喜・楽の明るさを実感できると締めくくってありました。
--------------------------
怒りの出し方なんて、今まで習ったこともない。
だからついつい、
自分が我慢すれば事が収まるなら、おとなしくしておこう。
と思いがち。
自分の怒りを、見て見ぬふりをするんじゃなくて、
自分の気持ちに素直になれる方法の一つとして、
取り入れるといいなぁと思いました。