クリムト展(東京都美術館)
こんにちは、ざっきーです。
(東京は7/10までの開催でした。)
クリムトで一番有名な絵は「接吻」。
オーストリアのウィーンにあります。
https://www.artpedia.jp/klimt-the-kiss/
今回は、接吻の展示はなかった(残念)のですが、
接吻と同じ美術館にある「ユディト」という有名な作品が展示されており、
それを見たくて行ってきました。
https://www.artpedia.jp/judith-and-the-head-of-holofernes/
音声ガイドを借りて(稲垣吾郎さんの案内)、作品を見ます。
お目当てのユディトの絵が出てきました。
わぁ!これか!!と思ったのですが、
ガイドを聞くと、
「女性の左手に、首を切られた男性の頭があり・・・」
絵を見ると、明らかに顔色の悪い生首が描かれています。
うわ、こわっ!!!
この絵は、「敵陣の主将を女性が誘い、
まんまとやってきた主将の首を切るという話がモチーフ」で
よく絵画には描かれるらしいです。
クリムト展の宣伝で、ユディトの絵が使われているのですが、
女性のアップだけで、生首があるとは知らなかったので衝撃でした。
恍惚とする女性の顔と、生首のコントラスト。
その絵を見てから、クリムトの他の絵を見たのですが、
もうどれを見てもテンションが上がらず。。。
それくらいのインパクトでした。
芸術は心が動く(高揚、美しい、だけでなく、嫌だ、怖いなども含む)
ものだと私は思うので、
そういう意味では、クリムトの絵は私の気持ちを大いに動かしてくれました。
絵は実際に見てみないとわからないな、
と思わせる展示会でした。