中学時代のクラブ顧問の勇退パーティ 3
先生の親友のA先生が、思い出話をスピーチをされていました。
(A先生も中学の女子バスケ部顧問です。)
私達は中3の、30年前の大阪大会の準決勝。
私の学校も、A先生の学校も準決勝まで勝ち上がったのですが、
A先生のチームは手違いで
自分たちが着る淡色のユニフォームを持ってくるのを
忘れてしまいました。
公式試合では濃・淡のユニフォームを両方用意しなければなりません。
ユニフォームが無ければ、失格になります。
その時、私たちの顧問が、
使っていない自分たちの淡色のユニフォームを
A先生のチームに貸すように指示をし、
無事試合が出来たんです。
先生同士の友情で出来た助け合い。
今聞いても、いい話だなぁって思いました。
残念ながらA先生のチームは
その試合で負けてしまいました。
でもA先生はパーティのスピーチで、
あの時は試合が出来ただけでも有難かったと仰っていました。
私たちの学校は勝ち進み、なんとその後
大阪1位、近畿大会3位、全国大会ベスト8
の成績を残したんです。
と言っても、私は補欠でいつもみんなの応援団(;^_^A
走るのも遅かったし、運動も得意ではありませんでした。
でも一生懸命応援をしました。
あの時の経験は貴重なもので、
その後の私の人生に大きく響いています。