昔ばなし(おとぎ話)
こんにちは、ザッキーです。
ファンタジーの世界は
心を和ませてくれるから大切と昨日のblogに書きました。
そういえば、子供に読み聞かせる「昔ばなし(おとぎ話)」も一種のファンタジー。
その昔ばなしで思い出したことがあります。
私が大学生の時、
心理学者の河合隼雄先生の講座を受けたのですが、
その時に「親はたくさんの日本の昔ばなしを、子供に読んであげてください」
と言っていたのを思い出しました。
昔ばなしというのは、
めでたしめでたしで終わって気持ち穏やかになりますよね。
でも、そういう話だけはなく、
残酷な物語もあります。
罪を犯した者への仕打ちが恐ろしいものだったり、
親が子供を殺したり、その逆だったり。
子ども心を怯えさせるようなものもあります。
でも、どちらも大事だそうです。
子供が大人になっていくには経験が必要。
すべてを経験することは出来ないけれど、
架空の世界でも経験することが大切なんだそうです。
古典的な昔ばなしには、疑似体験が出来る役目があるんですって。
「あなたたちが大人になってからでも、
人付き合いや会社でもしんどいなと思うことがあれば
昔話をたくさん読みなさい。
心が癒されますから」
と、河合先生がお話されていたのを思い出しました。
心理学って奥深い。
ファンタジーが大切って、
何十年も前に先生も言ってたことだったんだな。