過去は書き換えられる
こんにちは、ザッキーです。
陽転エデュケーターの仲間、
kamiさんのblogを読みました。
https://kami49.hatenablog.jp/entry/2019/01/26/205504
体調が悪い時に、娘さんに余計な一言をつい言ってしまったってお話です。
Kamiさんはその後すぐに、娘さんにフォローを入れてさすがです!
お母さんのフォローがあれば、娘さんもそうだったのかーってわかりますもんね。
これを読んで、私は昔の出来事を思い出しました。
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小学低学年の時、母のお手伝いをしたいって言ったんです。
でも卵が入ったボウルをひっくり返してしまい、
卵を無駄にして、床も汚してしまいました。
そしたら
母が「余計なことして」って怒ってしまって、
お手伝いは中止。
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なんとなく嫌な記憶だけ残って、何十年。
でもね、kamiさんのblogを読んで、
うちの母もその時ちょうど調子が悪かったなぁって、思い出しました。
母は子宮筋腫で全摘出。
同時期に兄が髄膜炎で何ヶ月も入退院を繰り返し、
母も看病で家に帰れない。
たまに帰ると、私が母につきまとい、
お手伝いをしたいと言い、卵のボウルをひっくり返す。
今、母親の立場で考えると
イライラしていて、つい怒ってしまったけど、
娘が手伝ったことを余計なことだとは思ってないはず。
Kamiさんみたいにフォローがあればよかったけど、
うちの母親はその余裕もなかったんだろうなぁ。
そう思うと、
今まであまり思い出したくない出来事だったのが、
嫌な気持ちじゃなくなったんです。
過去の記憶が書き換えられたような感じです。
過去に起こったことは、実際にはもう今ここでは起こってない事。
それを思い出して、何度もつらい思いを再現してしまう。
人間だから思い出すのは仕方ないこと。
でも、こんなふうに書き替えだって出来ることもある。
心が元気な時に、少しずつ向き合ってみるのもいいかもしれません。