蝉
こんにちは、ザッキーです。
私、テニススクールに通っています。
昨日のレッスンで、私が習っている女性コーチが、
「さっき受付からコートに来るまでの通路に
蝉の幼虫が歩いていたから、手でつまんで木の根元に戻してあげた。」
というではありませんか。
ビックリしました。
だって、虫嫌いのコーチなのに素手でつまんだって言うから。
私が習っているスクールは屋外にあって、自然あふれる環境なのです。
春はダンゴムシ、夏は蝉、秋はバッタが、テニスコートに現れるんです。(笑)
女性コーチは虫が苦手(私も)で、
いつもラケットで追い払ったり、誰かにお願いしてコートから虫たちを出してもらうんです。
なのに蝉の幼虫を素手で触ったの??
コーチに聞いたら、
「蝉の幼虫って、10年間土の中にいるんでしょ。
夜に土から出て木に登って、朝に孵化して、蝉になるんでしょ。
あとちょっとで蝉になれるのに、道路で踏まれちゃったら可哀そう。
10年のことを思えば手で触れる!」
コーチ、めっちゃ優しい。
(確かにラケットで転がしたら弱っちゃうかもしれない。)
そう言えば蝉は土の中に10年いて、蝉になって7日間しか生きれないんですよね。
そういうこと、すっかり忘れていたなぁ。
ちょっと切ない気分になりましたが、思い出させてくれてありがとうです。
土から出た幼虫、がんばって蝉になってほしい。
でも、コーチごめん。
私はやっぱり虫は素手で触られへん。
見つけたらコーチ呼ぶことにする。